2010-02

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2月に読んだもの

天狗風 霊験お初捕物控(二) (講談社文庫)天狗風 霊験お初捕物控(二) (講談社文庫)
(2001/09/14)
宮部 みゆき

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前回読んだ、『震える岩』から続く、霊験お初シリーズの第2弾。

―一陣の風が吹いた後、娘が消える

今回お初さんは、若い娘さんの連続神隠し事件に挑みます。
観音様に「お前は自分の娘を殺す」と悪夢の中で囁かれ、
現実に戻れば娘のおあきが目の前で神隠しにあってしまう。
そんな、とある下駄職人の不穏なシーンから一転、
明るいお初さんと、右京之介さんの再会のシーンで
またここに戻って来ましたという安心感と、期待が膨らみます。

今回お初をサポートする、猫の『鉄』。
消えて行く娘達の、意外な共通点。
風と共に現れる、観音の姿をした何か……。
今回も飽きることなく、最後までこの謎と
江戸の生活.闇、人情を楽しめます。


凍りのくじら (講談社文庫)凍りのくじら (講談社文庫)
(2008/11/14)
辻村 深月

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藤子・F・不二雄氏は、
『SF』を『少し・不思議』と言いました。

主人公の理帆子は、出会う人々に『少し・ナントカ』と付ける遊びをしている。
頭の回転が良く、ドラえもんと本が好きで、人物観察眼に長けている。
周囲に調子を合わせるのが得意だが、その反面醒めていて、
自分の居場所が何処にもない『少し・不在』と定めている。

そんな彼女が、
自分をモデルに写真を撮りたいという謎の先輩、
一人の少年との出会い、
元恋人の奇行(ほんとリアルに腹立つ)を通して
周囲の人との繋がりを見いだしていきます。

最大の特色と言えば、
ドラえもんの道具が各章のタイトルに当てられていて
折に触れて、物語のキーとなっていく部分でしょうか。
ドラえもん世代にとっては、なかなかたまらない感じです。

元彼若尾にはほんと最後までイライラさせられますが
あきらさんの涼やかさや
友人美也ちゃんの優しさや
郁也の健気さや、多恵さんの元気さなど
主人公を取り巻く柔らかい熱に助けられて
存外穏やかに読み終わりました。
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マッシュルームが日本一の国で、だらだら生存中。

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